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未来はどっちだ!今後のキャットトレーナーの需要を予測して見た

どんな仕事でも、「その仕事自体の未来性」を考えることはとても重要です。未来性のない仕事を選んでしまうと、どれほどその仕事を続けていきたいと思っても、やり続けることは難しくなるからです。キャットトレーナーの未来性を調べました。

 

猫が好きな人にとって、「キャットトレーナー」という仕事は、一生涯の仕事となるでしょう。しかし、キャットトレーナー自体の需要があまりにも減ってしまっては、本人にやる気があっても、続けることができなくなるかもしれません。

そこで今回は、キャットトレーナーの「これからの需要」について見ていきます。

 

■猫の飼育数は横ばい~増加傾向に

犬の飼育数は、毎年少しずつではありますが下落していっています。2011年には1200万頭近くの犬が飼われていましたが、2014年には1000万頭を切っています。

 

対して、猫の場合は、ほぼ横ばい~やや増加傾向にあります。猫の飼育数は、2011年には960万頭、2015年には980万頭となっています。2014年には995万頭の猫が飼育されていましたから、それに比べると若干少なくなったとはいえ、横ばい~増加傾向で推移していっています。

 

犬の飼育数が目に見えて低下していっていることから、2016年の統計では、猫の数が犬の数を逆転する可能性もあると思われます。

 

猫の飼育頭数が増えていっているため、今後キャットトレーナーの需要は増えていくことが予想されます。

 

■「しつけ」にかける費用も増えていっている

「ペットのしつけ」と言うと、多くの人が「犬の飼育」を思い浮かべるでしょう。実際、犬の保育園などの需要は高まってきています。また、猫の場合は犬ほどのしつけは必要がなく、しつけることも難しいため、統計でも「ねこのしつけにかけるお金」というのは計上されていません。

 

しかし現在は、「猫もしつけることができる」と言われてきており、実際にキャットトレーナーとして活躍する人も増えてきています。

猫が犬とほぼ同じ数だけ飼われるようになってきているため、将来的には、「猫の保育園」も登場する可能性が高くなってきました。

 

ちなみに、犬の場合ですが、「しつけ」にかける金額は増加傾向にあります。去年と比べて、その費用は1.2倍にもなったと言われており、トレーナーとしての活躍の場がまだまだ増えていくであろうことが予想されます。

 

■猫にかけるお金は増えていっている

また、全体的に、動物にかけるお金は、増加傾向にあります。2013年と2014年を比べた場合、猫にかける費用は1.07倍になっています。(犬の場合は1.09倍)

 

特に、「医療費」や「カット・トリミング代」にかける費用の伸び率は多く、前者で1.40倍、後者では1.27倍となっています。

キャットトレーナーという仕事が根付き、知られるようになったのなら、多くの犬の飼い主がしつけのためにお金をかけるのと同じように、多くの猫がしつけにお金をかけるようになるのではないでしょうか。

 

猫にかけるお金が増えていっているということは、猫と日常的に接するキャットトレーナーの未来性にも関係します。

このようにして考えていけば、キャットトレーナーの未来が明るいものであることがわかります。

 

■まとめ

猫を飼う人の数は、横ばいながらもやや増加傾向にあります。2016年の統計では犬と猫とでは買われている数が逆転する可能性があります。

 

猫は犬とは違い、しつけをするのが難しい動物ですし、またしつけをそれほど必要としない報物でもあります。しかし猫の数がこれほど増えた今では、「猫を導く資格」であるキャットトレーナーの需要が上がっていくと考えてよいでしょう。猫にかけるお金も増えていっていますから、なおさらです。

 

キャットトレーナーの未来は、比較的明るいものだと言えそうです。

 

 

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