お仕事の裏側や業界話などご紹介!

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ホースプロコース 装蹄見学

こんにちは、ホースプロコースの原田です。
前回のブログで予告しましたので、
今回は授業で装蹄(そうてい)を見学した様子をご紹介します🐴

馬の蹄(ひづめ)を削蹄(さくてい)して
蹄鉄を履かせることを装蹄と言います。
その仕事をしてくれるのが装蹄師さんと呼ばれる資格を持った方々です。

人間の爪と同じように馬の蹄も伸びますので、
実習地の千葉ライディングパークにも定期的に装蹄師さんに来ていただいています。
期間はおおよそ4~6週を目安にしていますが、
湿度の高い時期は蹄が伸びやすいので、季節によっても変わります🐎

それでは一連の手順を見ていきましょう。
先ずは現在履いている蹄鉄を外します。
1ヵ月以上履いていると、だいぶ蹄鉄が擦り減っています。
もし擦り減っていなくても蹄は伸びているので装蹄は行います。

次に蹄を削蹄します。
鎌型蹄刀という専用の道具で伸びた部分を切り落としていきます。
切る角度が少しずれてしまうだけで
馬のバランスが大きく変わってしまいますので、
プロの技術が必要になります。

次に馬の蹄の形に合わせて新しい蹄鉄を作ります。
4本の肢のそれぞれの蹄の形に合わせて、
炉で熱した蹄鉄をハンマーで修整していきます。

修整した蹄鉄を、馬の蹄負面に合わせます。
まだ蹄鉄が熱いので蹄が焦げて煙がでていますね。
ここで蹄と蹄鉄がピッタリ合わさるように形を最終調整していきます。

蹄鉄の形が整ったら水で冷却して、蹄鉄の角をグラインダーで落とします。
この工程のおかげで、自分の肢で踏み掛けて落鉄してしまうのを防ぎます。

蹄鉄が完成したら、専用の釘(蹄釘)で蹄に打ち付けて装着します。
痛そうに見えますが、そんなことはありません。

最後にクリンチャーで釘(釘節)を絞めて、ヤスリがけして完了です!!

細かい説明は省いてしまいましたが、
これを1頭につき4本の肢に行うので大変です。
最後に道具を見せていただきました。
全て専用の道具なので、使い方や名称なども覚えておきましょう。

今後、蹄や蹄鉄の異常を見つけたり、
外れそうな蹄鉄を締め直したりする事は必要になりますので、
ぜひ役立ててください!

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