学校法人 中村学園 専門学校 ちば愛犬動物フラワー学園

トリマー/ペットスタイリスト

  • HOME
  • ブログ
  • トリマー/ペットスタイリスト

2017/10/2

先輩インタビュー!トリマーとして働く先輩に話を聞いてみた。30035

仕事の内容や収入面の話、やりがいや魅力など、トリマーの仕事について調べ始めると様々な情報が得られるものと思います。
ただ、文章でそういったものを読んで、それはそういうものだと分かった上で、実際働いてみるとどうなんだろう?と生の声が気になるのは当然ですよね。

やっぱりやってみないと分からないことは多いですし、現場を経験して初めて分かる苦労や大変なこと、逆に楽しいことや充実したことなどもあるはずです。
そうした体験談は、やっぱり現役のトリマーに聞くしかありません。
現場のことは、現場の人が一番良く分かっているのです。
というわけでこのページでは、実際にトリマーとして現役で働いている方へ、インタビュー方式で様々な質問をぶつけてみた内容をご紹介します。

都内のペットサロンで働くY・Kさん

Q:ペットサロンで働いている、率直な感想を教えてください。
A:率直な感想……なかなか難しいですね。
うちのサロンは少人数なので、スタッフもお客さんもみんなフランクに接しながらカットしています。
もちろん初めのころは緊張しっぱなしでしたけど、お客さんも動物が好きで私も動物が好きで、話題が合う分打ち解けやすくて、お互いに自然体で接することができていると思います。
お客さんには要望とまではいかなくても好みが必ずあって、そしてそれは必ずしも形になっているわけではないんですよね。
でもその好みをこっちがプロとして引き出して形にしなきゃいけない。そういった時にはやっぱり自然体で話せるのが大きいなって感じます。
仕事もしやすいですし、トリマーとして働いているなって実感もあって、楽しいです。

Q:大変なことも結構あるのでは?
A:ありますね。もちろん単純に予約がたくさんで決められた時間でクオリティ保ったまま捌かなきゃならないときも大変ですけど、そういう時に大型犬のお客さんがいらっしゃったりして。
私も一応女なので、大型犬には結構力負けするときもあります。
専門学校でしつけとかも勉強しましたけど、やっぱり知ってれば出来るというものでもないですからね。生傷も絶えません(笑)。
今では慣れたものですけどね。

Q:働き始めたときはどんな感じでしたか?
A:うちのサロンは少人数なこともあって、割と初めからカットもシャンプーもやらせてもらえました。
こう見えて真面目な学生だったので、そこそこ自信あったんですけど、やっぱり初めは怒られてばかりでしたね。
そもそもお客さんの名前を覚えるのとか予約管理とか掃除とかトリミング以外の覚えることも山ほどあったんですけどね。
そんな感じでも実際に犬に触れる仕事をさせてもらえたのは、今となってはかなりお得だったなぁと感じてます。
トリマーが多いところでは新人のうちは雑用ばかりという話も聞きますからね。
まぁ今では逆にトリマーがもっと欲しいですけど……人手が足りないなぁと思うことも結構あります(笑)。

Q:これからトリマーを目指す人へコメントをお願いします。
A:個人的には、就職するとき大手より少人数の方がいいと思います。
収入面での差は意外とないですし、結局初めのうちは雑務で多忙になるなら実際のカットとかシャンプーを任せてもらえる分お得かなって。
ただその分即戦力である必要があるので、専門学校に行くならどれだけトリミング技術を磨けるかが勝負だと思います。
あと資格もあった方がいいです。私は就活の面接とかでも結構資格については聞かれたりします。
あと、せっかく専門学校に通うなら人脈は広げておいた方がいいかもしれません。
単純にトリマー仲間が増えるのもありますし、働き始めると全然出会いがなかったりするので……(笑)

首都圏のペットショップで働くS・Tさん

Q:ペットショップで働いている、率直な感想を教えてください。
A:大変です(笑)。
まだ働き始めて3年くらいですけど、やることが本当に多いなって思います。
生体販売が仕事なので当たり前と言えば当たり前なんですけど。何十匹もペット飼ってるのと同じですしね。

Q:何故ペットショップで働こうと思ったのですか?
A:動物が好きだからです。
最初は動物園の飼育員とか、普通にペットサロンとかも考えてたんですけど、子どものころからペットショップっているだけでわくわくする場所だったんですよね。
色んな動物がいて、それを世話する道具が並んでいて、世話する人たちがいて、家族でデパートとか行ったら、自分だけペットショップにずっといる、とかザラでした(笑)。
憧れ、というとまた違うんですけど、自分がわくわくしたペットショップをこれからも作れたらいいな、みたいな。

Q:今、わくわくしていますか?
A:正直仕事となると純粋にわくわくってわけにもいかないですけどね。
でも大変ながらやりがいはあるなって感じています。
トリマーとしてもそうですけど、お客さんに動物の紹介したり、おもちゃの説明したり、全部が動物に関わってるっていうのはこの職場だからかなって。
元々動物に関わる仕事なら、と思っていたので、トリマーにこだわりがなかった分、案外自分にぴったりだったのかもしれません。
あ、ペットショップのトリマーみんながこんな感じになるわけじゃないですよ。
もちろん人手が足りなければ何でもやりますけど、トリミングはトリマーしか出来ないので。

Q:これからトリマーを目指す人へコメントをお願いします。
A:動物が好きならオススメします。
でも動物を飼ったことがないと厳しいかもですね。掃除とか臭いとかやっぱり結構大変だし、ひっかかれるし、なつかないと可愛くないし(笑)。
早番とかもあるので生活リズムも結構崩れるかも。慣れればなんてことないですけどね。
本気で動物が好きな人以外は来ないでください。
アルバイトの子とか、入れ替わりは激しいです。
手が荒れるのとか、仕方ないって分かってる人なら、動物相手の仕事も務まると思いますよ。

まとめ

どちらも専門学校を卒業し、それぞれの職場へ就職した方への体験談インタビューでした。
実際に働いてみないと実情はわかりませんが、参考になったでしょうか。
それぞれ大変なことはあれど、動物が好きで今の仕事も好きだということが伝わってきました。
これからトリマーを目指すあなたも、やりがいのある仕事を見つけられるよう、出会えるように祈っています。

2017/10/2

社会人からトリマーを目指すには?働きながらでも専門学校は通える?30033

トリマーを志す人の中には、高校卒業してそのまま専門学校に進学する人ももちろんいますが、大学を卒業してから、また社会人を経験してから再進学を目指す、という方も少なくありません。
中には高校からの進学が半数程度の専門学校もあります。
というのもトリマーは働き始める年齢が比較的幅広く、若い人中心ではあるものの技術力さえ身に付いていれば門戸が広く開いているためです。
40歳を超えてから専門学校で資格を取得し、独立開業したトリマーさんもいるほどです。
流石にそれは極端な例ですが、それだけ働きながらトリマーを目指す人、また再進学してトリマーを目指す人は多いということです。

働きながらトリマーを目指すには

社会人からトリマーを目指す人の多くが、トリマー専門学校の夜間部へ進学します。
夜間部では時間が限られる分、実習中心でより実践的な学びを得ることができます。
18:00頃から21:00頃まで授業は行われ、働いていてどうしても遅くなってしまう場合にもしっかりと実習経験が積めるのは夜間部ならではです。

また夜間部の特徴として、昼間部に比べて学費が安く済むという点があります。
専門学校によってはなんと半額ほどで済む場合もあり、金銭面の負担が少ないの何かとお金が必要な社会人には嬉しいポイントです。

授業日数が少ないということは就職や資格のサポートが少ないのでは、と不安に思う人も多いですが、専門学校は一般大学等に比べて業界就職率や資格取得率で勝っているのが特徴であり、それは夜間部でも同じです。
授業外の休日などにも随時相談などのサポートは受けられるので、フォローが不足することはないでしょう。

既存のカリキュラムに通うのが難しい場合でも、専門学校に相談してみればある程度調整することが可能です。
幸いトリマーには必修科目や授業時間が定められた資格等がないため、実習に集中することで資格の取得及びトリマーとしての就職が可能です。

トリマーの夜間部と通信制

働きながらトリマーを目指そうと思ってインターネット検索をしてみれば、恐らく夜間部以外にも通信制という道があることが分かると思います。
通信制ならば社会人の方も働きながらでも無理なく資格が取得できて、トリマーになれます、といった風です。

しかし、通信制というのはその名の通り、在宅にてテキストなどで学ぶもの。
年に決められた回数のスクーリングがありますが、要は実習を受けることがほとんど出来ません。
技術力を求められるトリマーなのに、実習ができないというのは大きなネックとなります。
資格の取得はでき、資格の力で就職も実際に目指せるかもしれませんが、実習経験も現場経験もないというのは後々響いてくるでしょう。

ペットショップ等で働きながら学ぶ分には知識の補てんとして有効かもしれませんが、トリマー関連職で働いているわけではないならば、通信制はあまりオススメ出来ません。
通学の必要がなく学びやすさでや金額面では夜間部よりも勝る部分がありますが、トリマーになるためにというならば通学はするべきでしょう。

もちろん中には通信制からトリマーとして立派に活躍している人もいるかと思います。
しかし動物を相手にする仕事はなおさら知識だけで対処できることも少ないため、可能な限り実習を受けることができ、抱えている動物の種類も豊富な専門学校を選ぶことをオススメします。

まとめ

社会人として働きながらトリマーを目指すなら、夜間部がオススメという内容でした。
もちろん可能なのであれば、たっぷり学習の時間を確保できる昼間部へ通った方が身に付くものも多いためいいでしょう。
しかし金銭面で学費を自身で賄いながら通う必要があったり、すでに勤務中でその収入を失うわけにはいかないという都合もあると思います。
それでもトリマーを目指したい場合は、やはり社会人として働きながらでも通えて実習の時間も確保できる夜間部という道が適しています。

トリマーは技術力さえあれば活躍の場が広い仕事です。
トリマーになりたいと思ったその気持ちを無駄にしないためにも、自分にあった学び方を見つけ、理想を実現してほしいと思います。

2017/10/2

トリマーのやりがいについて。専門学校でやっておくべきこととは30030

トリマーになりたいと思っているあなたには、恐らくそう考え始めたきっかけがあるものだと思います。
ペットを飼っていて興味が湧いたから、ペットショップのトリマーさんを見てかっこいいと思ったから、単純に動物が好きだから。
理由は人によって様々あるかと思いますが、トリマーというのは想像通りの仕事なのでしょうか?

動物を相手にする仕事なので、当然苦労することや大変なことはたくさんあります。
それなのに人気の職業として今トリマーを目指す人はどんどん増えています。
そんなに多くの人を魅了するトリマーのやりがいや魅力は実際どんなところにあるのでしょうか。
また理想のトリマーになるために専門学校でやっておくべきこととは?

トリマーのやりがいや魅力ってどんなこと?

現役のトリマーさんにやりがいや魅力を聞いてみると、ほとんどの人がまず仕事で動物と触れ合えることと答えます。
トリマーは動物の美容師です。
つまり、飼い主から愛されるペットたちをより一層魅力的に、可愛くかっこよく仕上げるための仕事です。
当然自分自身が動物が可愛い、かっこいいと思い、大好きである必要があります。
そのため仕事で動物に関われるというのが、なによりのやりがいでありモチベーションに繋がっています。

また、動物は言葉を話せないので、基本的に折衝は飼い主の方と行います。
様々なお客様と触れ合う中で、時にはクレームとなることもありますが、やはり感謝される瞬間というのにやりがいを感じる人は多いです。
より魅力的になったペットに飼い主さんはより愛情を注ぎ、飼い主とペットがどちらも幸せそうな姿を見れるというのは、トリマーの特権と言えるでしょう。

トリマーの仕事は定型がありません。
動物の種類によっての対応、最近の流行について、飼い主さんの要望、施術の目的まで様々な要素が複雑に絡み合う仕事です。
日々の勉強が必要となります。
そんな中で成長していく自分自身にやりがいを感じるトリマーさんも少なくありません。
そうして自分と向きあって技術と知識を磨いたトリマーは、やがてカリスマトリマーとして有名になっていきます。

専門学校でやっておくべきこととは

やりがいや魅力というのは実感を伴って知ることができるものなので、事前にいくら聞かされたところで実際にやってみないと分かりません。
そもそも何にやりがいを感じるか、何を魅力と思って仕事に従事するかも人によるところが大きいので、やはり経験することは欠かせません。
実際に就職してみて、やっぱり違ったな、と思う可能性も十分にあるのです。

それならば、早い段階でやってみるのが一番です。
トリマーを目指す時に専門学校でやっておくべきことは、実習及び現場でのアルバイトやインターンの経験です。
また、たくさん動物と触れ合う機会を持っておくことで、動物のいいところも悪いところもたくさん知ることができます。
動物のこと、仕事のこと、現場のことを全て在学中に経験するには、やはりトリマーの専門学校が一番です。

また、在学中にトリマーの資格、またペットエステティシャン等の関連資格を取得しておくことで就職する時にも就職した後にも必ず役に立ちます。
カリキュラムの中で取得を目指せる専門学校が、より充実したトリマーを目指すには適していると言えます。

まとめ

トリマーは動物が好きでなければ務まらない仕事ですが、動物が好きなだけでも務まらない仕事です。
動物は好きだけど人とのコミュニケーションは苦手、という人も、トリマーを目指すからには人との折衝に慣れなければいけません。
言うことを聞かないペットも多いので、そうしたときにこんなはずじゃなかったと思わないように動物への深い理解も必要です。
動物を飼ったことがない人はなおのこと、動物と触れ合う機会を増やす必要があります。

トリマーは決して収入が高い仕事でもなければ、就業環境に優れている仕事でもありません。
生き物を相手にする以上は残業や休日出勤の可能性はありますし、勤務先によっては夜勤なども発生するかもしれません。

しかしやりがいや魅力はピカイチです。
動物を相手にする仕事は他にもありますが、飼い主にとって家族でもあるペットを相手にする仕事は少ないです。
まずは専門学校トリマーとしての経験を積み、自分ならではのやりがいやトリマーの魅力を探してみることから始めましょう。

2017/9/26

トリマーの就職先や活躍の場について30017

トリマーの専門学校に進学し、座学も実習もこなして資格も取ったとして、卒業を迎える前に必要となるのが就職活動です。
いきなり開業を目指す!という方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、実績もないうちから開業をするのはいばらの道というもの。
なので基本的には専門学校で就職活動を行うことになると思いますが、果たしてトリマーとしての就職先はどういった職場になるのでしょうか。

代表的なのはペットサロンやペットショップですが、他にも動物病院やペットホテルなど、トリマーの選択肢は多いです。
そこでこのページでは、トリマーの主な就職先、活躍の場についてご紹介します。

一番人気なのはペットサロン

やはりトリマーを目指すにあたって一番人気な就職先というのは、ペットサロン、つまりペットの美容室です。
専門学校で磨いた知識や技術を活かす機会が多く、お客様の要望を聞き潜在的な欲求を汲み取り、最適なヘアカットとペットケアを提供しするその仕事はまさに動物の美容師です。
最近ではペットエステもメジャーになってきており、ネイルやファッション、リラクゼーションといったサービスを提供する店が増えています。
それもペットの数自体がどんどん増えており、ペットへのケアやおしゃれを意識する人が増えていることが理由です。
ペットサロンも増えて競争率が上がっていく中で、他にはないサービスを目指して切磋琢磨しあっています。

また、ペットショップもサロン同様に年々増えており、やはり動物のケアを出来るトリマーは重宝されています。
アルバイトから働き始めるのも比較的容易なことから、専門学校在学中にアルバイトで経験を積みつつ、卒業後に正式にトリマーとして働き始めるという手段もあります。
トリマーが店舗内にいるのは比較的大きいペットショップが中心であり、そうしたところでは販売したペットとともに定期的に訪れてくれて固定客となる場合もあるようです。
販売や接客、商品陳列など様々な仕事を任されることもありますが、トリマーとしての仕事ぶりは決してペットサロンに見劣りしません。

最近増えている病院やホテルでの需要

トリマーはヘアカットだけではなく、専門学校で学んだ動物生態学や病気・ケガの知識からペットの健康状態についてのプロフェッショナルとも言えます。
そのため動物病院で働くトリマーも徐々に増えていて、獣医師よりも先にペットの異変を感じ取る役目として活躍の場を広げています。
トリミングを行っていて異変に気づいたとき、すぐに獣医師に看てもらえるというのは、飼い主にとっても安心です。
一回の外出で検診と美容ケアが行えるのも嬉しいポイントです。

また、ペットを飼う世帯が増えてる関係上、ペットと旅行に行ったり旅行中に預かってもらうという需要はかなり増加しています。
ペット同伴可というホテルではトリマーが常駐してトリミングを行うことも多いですし、預かるタイプのペットホテルでも美容と健康に気を配ることのできるトリマーが活躍しています。

このような動物病院やペットホテルはペットサロンやペットショップに比べて求人は少ないものの、今後ますますペットが増えていくにあたって確実に増えていき、トリマーの活躍の場はさらに広がっていくことでしょう。

まとめ

トリマーの就職先は豊富で、それぞれの活躍の場によって仕事内容は細かい部分で多岐に渡ります。
しかしどの職場でもトリマーとしての技術や知識はもちろん、ペットには飼い主がいる以上はコミュニケーション能力やホスピタリティ精神が必要となってきます。
トリマーはサービス業です。
目指す就職先がどういったものであっても、そのことを忘れなければ今以上に活躍の場は広がっていくでしょう。

またトリマーは専門職なので、技術と経験によっては転職や開業といったチャンスも他職に比べて多いです。
仮に目指す就職先に就職できなかったとしても、経験を積み、技術を磨くことで、最終的な理想には確実に近づけます。
しかしそれにはトリマーとしての基礎がなければ難しい話です。
そのためにも専門学校在学中は座学も実習もおろそかにせず、土台をしっかりと作っておきましょう。

2017/9/26

トリマーに関連する資格一覧!取得方法や難易度をご紹介30013

トリマーになるには資格が必要ありません。
しかし、法律上必要がないだけで、実際にトリマーとして働く場合には資格がなければ就職できない場合もあります。
つまり実質的に、トリマーになるためには資格が必要であり、間違いなく持っていた方が有利です。

とはいえ看護師や獣医師のように有名な資格がないのもまた事実。
トリマー業界では有名なJKC(ジャパンケネルクラブ)の名前も、一般での知名度はまだまだです。

そこでこのページでは、トリマーの技術や知識に関する資格と、動物業界全般で役に立つ資格、それぞれの概要や難易度について一覧でご紹介します。

トリマーに関する主な資格

【JKC公認トリマーライセンス】
トリマーとしての資格の中で最も有名なものが、この一般社団法人JKC(ジャパンケネルクラブ)による認定資格です。
C級、B級、A級、教士、師範と5種類のランクに分けられており、初めはC級から習得してステップアップしていく方式となります。
取得するには公認の養成機関で定められた課程を修める必要があります。
学校に通わなくても、JKC会員を2年以上続けることで受験資格を得ることができます。
しかし技術も知識も独学で学ぶのは大変なため、多くのトリマー志願者がトリマー専門学校へ進学しています。
受験は年に1回で、筆記試験と実技試験に分かれています。
専門学校ではカリキュラムの中に対策が組み込まれていることが多く、卒業時にほぼ100%の学生がC級の資格を取得できているようです。

【AAV認定サロントリマー検定】
こちらは一般社団法人全国動物専門学校協会が認定する、全犬種を対象とするトリマーの試験です。
サロントリマー、トリマー3級、準2級、2級、1級、S級と6種類に分かれており、筆記試験と実技試験で技能をチェックします。
試験は年に2回開催しており、1回目に筆記か実技のどちらかに落ちてしまった場合でも、次の受験時には合格した方の試験は免除で受けることができるため、チャンスの多い認定試験だと言えます。

【JDA公認トリマー】
全日本愛犬技術者指導協会による公認トリマー資格で、厚生労働省が認可している日本で唯一の資格です。
トリマー以外にもいくつかドッグトレーナーやブリーダーといった動物関連の資格を発行しています。
JDA公認トリマーは3級、2級、1級にスキル別でランク分けされており、やはり最初は3級からの受験となります。
学校によっては3級と2級を1年次に取得し、卒業時に1級まで取得することができるので、難易度としては比較的低めな試験と言えます。

【SAE公認トリマー】
JDAは厚生労働省でしたが、SAE(全日本動物専門教育協会)公認トリマーは環境省認定の試験です。
トリマーの他にも動物看護士や家庭犬訓練士、動物介在福祉士といった職業の認定も行っています。
トリマーの資格の種類としては、初級、中級、上級、教師に分かれており、昇級するにはそれぞれの段階で1年間の就業が必要です。

【I.C.C.グルーマーライセンス】
International Cat Club、ICCの略称で知られているインターナショナル・キャットクラブ。
その名の通り犬ではなく猫のグルーミングの技能や知識を問う資格となります。
トリマーと言われると最メジャーはやはり犬ではありますが、ペットの数として多い猫も犬同様に最近サロンの需要が増えており、I.C.C.グルーマーライセンスも注目され始めています。
難易度はC級、B級、A級、教士の4種類に分かれており、それぞれ筆記試験と実技試験を行います。
まだまだ知名度は低い資格ですが、猫のグルーミングに興味があるなら取得を目指してもいいかもしれません。

その他動物業界の主な資格

【ペットエステティック国際協会認定ペットエステティシャン】
PEIA(ペットエステティック国際協会)とは、その名の通りペットのためのエステを専門とした施術者のための協会です。
ペットエステティックとはペットの美容・リラクゼーションを兼ねたトータルビューティケアのことを指し、ペットブームを経てサロンも増えている今、動物業界の中で注目されています。
トリマーはヘアカットやシャンプーだけではなく、ペットのケアに関して全般をカバーするためにペットエステと被る領域があります。
そのため、ペットエステティシャンの技術と知識の証明となるこの資格は、難易度はそれほど高くないものの就職時にも有利に働きます。

【動物看護師】
言わずと知れた動物に関わる職業のうちの一つ。
国家資格である獣医師のサポートを主に行う、民間資格の職業です。
国家資格ではないため資格がなくても仕事を行うことは出来ますが、トリマーと同じく実質的に資格の取得が求められます。
近い将来では国家資格となる可能性もあるため、取得のハードルが低い今のうちに取っておくのは得策かもしれません。
ただしトリマー同様に動物看護士も学校で所定の課程を修める必要があります。
難易度としては合格率80~90%であり、比較的簡単と言えます。

【DINGO PRO STAFF】
D.I.N.G.Oとは、犬のしつけに関する団体であり、4時間×2回のセミナーと筆記試験をこなすことでDINGO PRO STAFF認定証を得ることができます。
あまり知名度はありませんが、犬のしつけに関する知識を得られるというのが大きく、犬を扱うトリマーを目指すのであれば取得しておいて損はありません。
しかし、専門学校に通う場合は生態から学ぶこともできるため、ある程度はカバーできます。
就職時のアピールとして使えるほか、様々な種類の犬と接するときの+αの知識として役に立つはずです。

【愛玩動物飼養管理士】
愛玩動物飼養管理士は字面だけだとペットの餌に関する知識と思われがちですが、動物愛護運動史、保健衛生、公害問題、動物の疾病予防、管理士の社会活動、各種動物の飼養管理、犬猫のしつけなど多くの種類の知識を修得・指導する目的がある資格です。
1級と2級に分かれおり、1級は2級の取得が必要です。しかし2級は18歳以上であれば6~8ヶ月の受講と試験だけで取得できることから、難易度も低く、多くの人が取得している有名な資格です。
トリマーはお客様から動物のプロとして見られ、普段買っているときについての質問に答える場面が必ず出てきます。
そうしたときに間違った知識を与えないためにも、取得をオススメしています。

まとめ

トリマーになるために資格がなければいけない、ということはありません。
しかし就職時など、実質必要となるのであればやはり取得しておくべきものと言えるでしょう。
トリマーに関する資格だけでも様々な種類がありますが、基本的にトリマー・ペットスタイリストの学科専攻がある学校では、いずれかの資格を取得できます。
その中でもやはり知名度の高いJKC(ジャパンケネルクラブ)の認定資格を取得できる学校がオススメです。
職場の中でキャリアアップを目指すならばもちろん、開業を目指すにも当然トリマー資格は必要となってくるので、一発合格を目指してしっかりと専門学校で対策しておきましょう。

その他動物業界の主な資格は必ずしも取得が必要なものではありませんが、一覧の中には比較的難易度の低い資格もあります。
動物を扱う以上は必ず役に立つ知識、技能となるため、余裕があれば取得を目指しましょう。

2017/9/26

トリマーになるにはいくらかかる?専門学校の費用や資格試験について30011

トリマーになるには専門学校に進学し、ペットサロンやペットショップ等へ就職するのが一般的です。
しかし、そこで必要になってくるのが、時間とお金です。
専門学校への進学はもちろん、資格の取得を目指すならば受験費用も必要ですし、在学中の生活費も当然タダではありません。

このページでは、実際にトリマーの専門学校へ進学して就職を目指した場合、いくらぐらいの費用が必要になるのか。
またお得な学費サポート制度についても含め、ご紹介していきます。

トリマー専門学校の学費について

トリマーになるための専門学校やスクールの、主な費用の相場は昼間部ならば初年度で130万~150万円ほどだと言われています。
2年間の場合は240万~300万円ほどです。
これは授業料や入学金だけではなく、施設・設備費やテキスト代、道具などの教材費が全て含まれた数字です。

夜間部の場合は授業時間が少ないこともあり、年間80万~100万円ほどとなります。
通信制の場合は教材費と一部のスクーリングのみとなるためさらに費用を抑えることができますが、トリマーとして働くには実習の有無が重要なため、割愛します。

料金だけ見れば、やはり実習が多く生き物を扱う分、他の職種の専門学校よりも学費はいくらか高い傾向にあります。
ただし資格取得や就職のハードルが他の職業に比べて低いことと、手に職がつく専門職であることから女性を中心にトリマー人気は高まっています。

また基本的に在学年数が昼間部で2年間なので、4年制大学へ進学するよりも結果的に安価で済みます。
働きながら取得を目指す方も多いため、安価で通いやすい夜間部を設置している学校が多いのもトリマー人気の一因です。

その他にかかる費用

その他にかかる費用としては資格の受験費用や生活費のことを指します。
トリマーのメジャーな資格であるジャパンケネルクラブ(JKC)の受験料は5,400円、AAV認定サロントリマー検定は10,000円ほどです。
独学であればこの他に教材費などが必要ですが、トリマーの専門学校ではカリキュラムの中に対策も含まれているため、それ以上の料金は発生しません。
それぞれランクがA~Cであったり、3級~S級などに分かれており、基本的には段階的に受けていくこととなります。
就職先によっては資格のランクで収入に変動がある場合もありますので、受験可能になったら随時更新受験をしていくことをオススメします。

生活費は衣食住に関わる費用全般です。
トリマーの専門学校に通っている間、当たり前ですが生活をしていかなければいけません。
ここでまず留意しておきたいのが、トリマースクール等よりも専門学校と名前がついている学校がお得だということです。
専門学校というのは法律で認められた学校のみが冠することができ、通学定期券が買えることを始めとしたメリットがあります。
他にも正式に学校として認めらていることから、各所で学割が利きます。

生活費は一人暮らしであれば家賃含め月に10万円ほどが相場です。
実家暮らしであっても友達付き合いなどでお金が必要になることもあるでしょう。
そうなると一人暮らしを始めた場合は専門学校在学2年間で約240万円ほど、実家暮らしで50万円ほどかかるかもしれません。

学生寮や提携マンションを備えている学校も増えており、立地や間取りから見ると安価で済むケースも多いです。
学校相談会ではそうした一人暮らしの相談も行えるため、まずは相談してみるのも大切です。

学費サポート制度を利用しよう

学費や生活費を全て合わせると、一人暮らしで昼間部に通う場合2年間でおよそ500万円近い出費があることが分かります。
一気に出ていくお金ではありませんが、これらを全て稼ぎながらトリマーの勉強に励むというのは思ったより大変です。

そんな時に頼りになるのが、各専門学校にある学費サポート制度です。
特にトリマーの専門学校では働きながら通う学生もいることから、サポートが非常に充実しているという特徴があります。

制度を利用することで入学金が免除されたり、授業料の割引や学費を分納するといったことが可能になります。
特待生等は多くの学校で採用されており、成績優秀者の学費を一部免除するサポートが受けられることが多いです。

専門学校ちば愛犬動物フラワー学園では、在学中学費の支払いがゼロになる制度や、一人暮らしを始める学生のために家賃補助を行う制度、また各種奨学金や分納制度も備えています。
一人ひとりが通いやすくなるように個別相談も行っているため、各種制度の利用も安心です。

まとめ

専門学校に通ってトリマーを目指すのは、決して安くはないお金がかかります。
しかし、最短で確実な道は、やはり専門学校への進学です。

国家資格ではないものの、トリマーは専門職である上、需要は高まっているため就職先に困ることもありません。
ただしそれはしっかりと知識と技術が身についているという前提があるからこそです。

あなたが本気でトリマーになりたいならば、専門学校への進学を目指しましょう。
学費はいくらかかるのか、実習にはどのくらい力を入れているのか、学費サポートはいかほどか、しっかり吟味して自分にあった専門学校を探しましょう。

2017/9/26

トリマーになるには。なりたいと思った時からあなたはトリマー!30006

トリマーになるにはどうしたらいいんだろう。
そう考えて今トリマーになるための方法を探しているあなた。

実は、そう考えている時点で、あなたはトリマーを名乗ることができます。
というのも、トリマーになるには資格が必要ないからです。

しかしもちろんトリマーとしてペットサロン等で実際に働くには、ペットのカットの技術やシャンプーの方法、健康管理まで様々な技術と知識を身につける必要があります。
仮に犬のヘアカット専門を目指すにしても、犬種や生活環境で毛質は変わってくるので、トリマーとしての技術は一朝一夕で身に付くものではありません。

普通に暮らしていてトリミングを経験することもそうそうないので、誰もが未経験からトリマーを目指すこととなります。
それでは未経験からトリマーになるには、一体どうしたらいいのでしょうか。

 

トリマーになるには

トリマーになるには、まず必要なのが動物が好きだということです。
それに加えて前述の通りペットに関する知識とトリミングを初めとする専門技術を身につける必要があります。

トリマーになりたい人がまず第一に目指す進路で一番メジャーなのが、トリマー専門学校に進学することです。
トリマーについて学べる専門学校では、カットやペットエステなどのトリマーとしての技術のほか、動物の生態や衛生学といった知識面も体系的かつ実践的に学ぶことができます。
特に実際の動物を相手にカット技術の練習をすることは独学で学ぶことがほぼ不可能であり、全くの未経験ではペットサロンへの就職も難しいことから、専門学校への進学がトリマーになりたいと思った時の第一の選択肢となっているのです。

また、専門学校は業界とのコネクションも強く、多くの卒業生を業界に輩出していることもあって、通常よりも就職に有利となります。
カリキュラムの中でJKC(ジャパンケネルクラブ)認定トリマーなどの有名な資格取得を目指すこともできるので、人気のペットサロンへの就職も狙えるのが大きなメリットとなります。

トリマーの技術はペットサロンだけではなく、ペットショップや動物病院でも活かすことができます。
ペットの数は年々増加しており、犬や猫を中心に専門家へケアを任せる人も増えているので、活躍の場はかなり多いです。

 

最初のステップ、専門学校を探そう

未経験からトリマーになるには専門学校へ行くのが第一歩、とはいうものの、今日本にはペットブームの影響もあってトリマーになるための専門学校・スクールが60校以上あります。
その中でもトリマーとしての就職率が高い学校、資格の取得率が高い学校、歴史が古く多くの卒業生がいる学校、学費が安い学校、交通の便がいい学校と様々な特徴があります。

トリマーになりたいのであれば、重視するべきポイントは以下3つです。
・最新設備/実習施設が充実している
・多くの種類の動物を抱えている
・実習が豊富

技術力が大切なトリマーは、全くの未経験からなるにはやはり難しく、とにかく実践経験を積むことが求められます。
ペットショップでアルバイトするというのも一つの手段であり、現場での経験も大切ですが、施術を行うまでも期間が必要なため、やはり専門学校在学中にどれだけ多く実習ができるかというのが肝になってきます。
また、学校が扱う動物の種類が豊富なほど、いざ就職した際にも経験値となってトリマーになるには有利です。

もちろん学費やアクセス面も重要です。
費用面ならば夜間部のトリマーであれば昼間部より安く済み、働きながらでも通うことができます。
通信講座でトリマーを取得できる専門学校やスクールもありますが、やはり実習ができないため可能な限り昼間部や夜間部のように通学する方がいいでしょう。

 

まとめ

トリマーは今非常に人気な職業で、ペットの数も増えている上にペットサロンの数も増えているという成長真っ最中の業界です。
動物病院やホテルにもトリマーが常駐していることがあり、活躍の場もどんどん広がっています。

その分、トリマーになるには求められる技術やセンス、また知識も増えていて、トリマー=ペットの専門家と考えている人も少なくありません。
しっかりとしたトリミング技術を身につけ、動物に関する知識を学ぶために、専門学校への進学者も年々増加しています。

しかし根底にあるのは、やはり動物が好きという気持ちです。
トリマーという仕事に興味を持ったならば、ぜひその気持ちを大切にしながら夢を実現して下さい。

2016/10/14

未来はどっちだ!今後のトリマーの需要を予想してみました27572

ペットと直接関わるトリマーという仕事。この仕事を生きがいにする、という人もいます。ただ、トリマーという職業の将来性はどうなっているのでしょうか。今後のトリマー市場についてみていきます。

 

どれほどやりがいのある仕事であっても、それを必要とする人があまりにも少なすぎると仕事として成り立ちません。そのため、仕事を選ぶときにはその仕事の「将来性」についてもしっかりと考える必要があります。

 

トリマー業界の将来性はどうなのでしょうか?

 

■ペットビジネスは増加の一途をたどる

トリマーとペットビジネスの関係は直接的に関わっています。そのため、ペットビジネスの現状を知ることは非常に重要です。

 

2008年にはペット関連市場は1.4兆円に届かない程度でした。しかしそれは毎年少しずつ伸びており、2014年の段階では1.4285兆円になると見込まれていました。(2014年10月20日の記事)

 

このため、微々たる増加ではあるもののペットビジネス業界は順調に成長していっていると言えます。動物が病気になったときには仕事を休んででも獣医に連れていくという人も多く、さまざまな人がペットを重要視するようになっています。

 

「ペットは家族の一員だ」とよく言われていますが、その「家族」を大切にする風潮はこのように経済的な面から見ても明らかです。

 

■トリミングだけでは力不足

ペットビジネスの拡大に伴いペット業界は多種性を帯びてきました。

人間も顔負けのエステサロンやネイルサービス、あるいは高級なホテルや洋服屋などがそろうようになりました。「人間も顔負けの」としましたが、ものによっては人間が同種類のサービスを受けるときよりも高額になることすらあります。

 

昔の言葉ではありませんが、まさに「お犬様」の時代だと言えるでしょう。

 

また、これらの事情を踏まえ住宅も様変わりしてきました。

かつてはマンションやアパートは「動物不可」が当たり前でしたが、現在では動物を飼えるようになっているマンションも非常に多いです。

 

このように、「増加していて」「多様化していっている」ペットビジネス業界においてはトリマーも「今までと同じトリマー」ではいられません。

 

トリマーとしての深い知識が求められるようになってきているのです。健康上の異常に気付けるように勉強を重ねる必要のある人もいるでしょう。また、美観を整えることに卓越した技術力を発揮する人もいるかもしれません。腕がよくなれば、お客様は「お店」ではなく「あなた自身」の顧客になってくれることもあります。

 

「あのドッグサロンの〇〇さんは腕がいい」「あそこの××さんは知識が豊富だ」としてお客様からの信頼を得るトリマーもいます。このようなトリマーは、しっかりと稼ぐことができます。

 

これから先も、ペット業界、トリマー業界はますます成長を続けることでしょう。

しかし、成長を続けるということはそれだけお客様の目も肥え選択肢も増えるということです。

トリマー業界の未来はとても明るいのですが、そのなかで「選ばれるトリマー」になるように知識を蓄えていくことは重要です。

 

■まとめ

ペット業界は、年々、少しずつではありますが拡大していっています。

エステサロンや高級ホテルなど人間顔負けのサービスがたくさん作られるようになっており、そのなかには「腕のよいトリマー」も含まれています。

腕がよいトリマーや知識が深いトリマーは、お客様にも深く信頼されます。これから拡大していくトリマー業界のなかで「選ばれる」トリマーになるためにしっかりと勉強していきましょう。

2016/10/14

トリマーとしてのやりがい、そして適正とは27569

トリマーとして活躍するときには、どのような資質が求められるのでしょうか。学校を卒業し、トリマーとして働いていくうえで求められるトリマーの資質についてお話していきます。

 

「自分がその仕事に合っているかどうか」を見極めることは、非常に難しいと言えます。「この仕事が好きだ」と思って取り組み始めたけれどもやってみたら「何か違う……」というのはよくある話です。また逆に、それほど興味がなかった分野でもやり始めたら適正があったということもあります。

 

ただ、その職業ごとに求められる最低限の資質や適正はあります。今回は「トリマーの適正」についてお話していきます。

 

 

■コミュニケーション能力で飼い主に寄り添う

「トリマーに求められるコミュニケーション能力」というと、多くの人は「動物とのコミュニケーション能力」を思い浮かべるのではないでしょうか。

 

これはたしかにとても重要なポイントです。動物ときちんとコミュニケーションができていなければ、動物はトリミングされることをとても嫌がるでしょう。動物に暴れられると、トリミングがしにくいだけでなくケガのリスクも増えます。

 

ただ、それと同じくらい大切なことがあります。それが、「飼い主とのコミュニケーション」です。

 

動物は言葉をしゃべることができません。そのため、トリマーが会話をする相手は、常に「飼い主」です。

 

この飼い主は、どんなカットをしてほしいと思っているのか。

この飼い主は、どんな悩みを持っているのか。

この飼い主は、ペットについてどのように思っているのか。

 

これらをきちんとくみ取れなければいけません。そうでなければ、いかにカット技術が優れていたとしてもそのお客様はリピーターにはなりにくいでしょう。

お客様ときちんとコミュニケーションをとることは、トリマーにおいてとても大事な技術なのです。

 

 

■自分がプロだという自覚を持つ

あなたが接するお客様は、ペット全般についての知識は少ない場合が多いです。自分自身が飼っている「ペット」については詳しくても、それ以外の知識や情報は乏しいことがあります。

 

そのため、季節に応じたスタイルを提案したり爪切りなどについてアドバイスしたりすることが求められることもあります。学校ではあなたが「教えてもらう側」でしたが、お店ではお客様の要望を聞くためのスタッフであるのと同時にお客様に「情報を教える」立場でもあるのです。

 

プロとしてきちんとしたことを伝えるためには自分自身の知識量がなければいけません。学校を卒業した後でも勉強は続けましょう。

 

これらの適正の見極めは、在学中にアルバイトを経験して測ることをおすすめします。

そこでは、「適正が合う」ことだけではなく「適正が合わないこと」も浮き彫りになるからです。

「動物が好きでトリマーになりたかったけれど、だからこそ、お金が関わることが辛くなってきた。トリマーを生涯の仕事にはできない」と気づく人もいるかもしれません。

 

トリマーは、動物好きはもちろんのこと、プロとしての目やコミュニケーション能力も求められます。それをよく理解しておきましょう。

 

■まとめ

トリマーに求められるのは、トリミング技術だけではありません。

 

飼い主とのコミュニケーション能力やプロとして的確にアドバイスすることも求められます。これらを欠いているとお客様は満足しませんし、リピーターになってくれる確率がぐっとさがってしまいます。

 

これらの適正は、アルバイトをすることによってわかりやすくなります。在学中のアルバイトは、お金を稼げるうえに、このような「適正の審査」にも役立つので一度はやってみることをおすすめします。

2016/10/14

少しでも早く!在学中からアルバイトとしてトリマー経験を積もう27567

「トリマーとして活躍するのは、学校を卒業した後」。そう考えている人も多いのではないでしょうか。しかしながら、実は、アルバイトとして、在学中からトリマーとして経験を積むことができるのです。

 

トリマーとしての活躍は、卒業後に限られるわけではありません。在学中でも、数多くの人がトリマーとして活躍しています。ここでは、在学中にアルバイトでトリマーの仕事をやるポイントやそのメリットについてお話していきます。

 

■未経験でもアルバイトに応募できる

トリマーは、技術を必要とする仕事ではありますが、資格がなければ行えない仕事ではありません。そのため、在学中や勉強中でまだ資格をとっていないという場合でもアルバイトのトリマーとして働くことができます。

 

また、ペット市場がどんどん広がってきている今、ペットショップなどをはじめとして多くのところがアルバイトの求人をだしています。

 

もっとも、「未経験者可」としているところは、申し込んだ時点では「トリマー」として活躍できる可能性は低いです。

 

入ったばかりのアルバイトに求められることは、販売業務や掃除といった雑用です。腕が未知数で勉強途中である未経験者の人にいきなりトリミングを任せるわけにはいかないからです。

 

そのため、初めのうちは「トリマーとして活躍できないこと」に落胆する人もいるでしょう。

しかし、そのお店に慣れ、先輩の技術や作業を盗み誠実に仕事をしていくことで道は開けます。周りの人もその適正や資質を評価するようになり、在学中からトリマーに近い作業を習うことができるようになることもあります。

 

「学費は親に出してもらうけれど、お小遣いは自分で稼ぐように言われた」

「どこかでバイトをしなければならない」

 

という場合は、このようにペットショップで働いてみると良い経験ができるのでおすすめです。

 

■実地経験は1日でも早く積みましょう

ペットショップで実務経験を積むことは、プラスしかありません。

 

第一に、アルバイトですからお金が稼げます。

さらに、自分自身の適正を見極めることもできます。たとえば、「子どもの頃からトリマーが夢だったけれどお店に入ってみるとやっぱり違った」ということが分かる場合もあります。方向転換は早い方がよいので、適正検査の面でも大変役に立ちます。

 

また、何よりも、実務経験が積めるというのが大きなメリットです。

トリマーの場合、「どれくらいの実務をこなしてきたか」ということが、その人の腕に直結します。

在学中からアルバイトとして実務経験を積んでいると、その分の経験値が上乗せされますから、他の人に比べてより腕を上げることができるわけです。

 

また、就職活動を行っていくときに自分の「ウリ」の一つとして役立つこともあります。

 

■まとめ

ペットショップでのアルバイトの場合、まったくの未経験者であっても応募することができます。もちろん、入ったばかりのころは、トリミングはまかせてもらえません。しかし経験を積み、技術を教えてもらうことで徐々に動物とのふれあいの時間が増え、トリマーとしての経験を積むことができるようになるでしょう。

 

トリマーにとって、「実務経験の多さ」は非常に重要なものです。基本的には実務経験が多ければ多いほど、腕があがるからです。

学校を卒業してからトリマーとして就職するのもよいのですが、学生時代からアルバイトをしておけば、その分経験を積むことができます。

 

これは就職活動にも役立つことがあります。また、学びながらお小遣いを稼ぐことができるのでぜひ取り組んでみてください。

1 / 212