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動物看護師試験の概要や難易度、合格率について徹底分析!

動物看護士は人間の看護師とは異なり、国家資格ではありません。
そのため、実は動物看護士になるには資格の取得が必須ではないのです。

しかし近年では仕事内容の専門性が見直されてきており、資格を持っているのが条件である動物病院も増えてきました。
近いうちには動物看護士も国家資格として制定されるのでは、という話もあり、動物看護士資格の取得は業界的に推奨されています。
一般的に動物看護士資格と称する場合、一般財団法人動物看護士統一認定機構と呼ばれる団体が認定する資格のことを指します。
民間資格でありながら全国統一試験を実施しており、受験するには認可が下りている学校で特定の内容を学ばなければいけません。

そんな動物看護士資格ですが、はたして合格率や難易度、試験内容はどういったものなのでしょうか。
このページで詳しく解説していきます。

動物看護士資格の概要

動物看護士統一認定機構は、動物看護職の知識と技術の向上のため、要は専門的な知識を必要とする動物看護士のレベルを全国的に一定水準まで引き上げるため、試験を設けています。
ペットブームを皮切りに年々増加しているペットをはじめ、動物病院には多種多様の動物が訪れます。
需要が高まっている中で、動物看護士に求められる水準も高まっているのです。

動物看護士資格を取得するには、原則として動物看護士統一認定機構が定めたカリキュラムに基づいた「動物看護学」を特定の学校で学ぶ必要があります。(別途個別で受験資格審査も行っています。)
全国の大学や専門学校で受講が可能で、大学は8校、専門学校は98校が認められています。
各都道府県に1~2校しかなく、千葉県では専門学校ちば愛犬動物フラワ-学園の動物看護科のみとなっています。(2016年2月時点)

試験は年に1回、8都市9会場(札幌、仙台、東京第1、東京第2、名古屋、大阪、岡山、福岡、那覇)で行われます。
毎年9月から受験申込が開始され、11月後半までで締切、受験料払込みが12月中旬までとなります。

専門学校では基本的に最終学年より本格的に試験対策が始まり、年度末の受験に向けて準備を行います。
試験内容は一般問題90問と実地問題30問に分かれていますが、実地というのは図や写真を元に回答するものであり、全120問は全て5択のマークシート方式です。

動物看護士資格の難易度・合格率

動物看護士資格は専門知識も必要ですが、専門学校等で対策を行う人が大半であるため、合格率は80%を超えています。
あまり難易度が高くないと思われがちですが、動物の体の構造や機能、病気についてや行動学など、専門的かつ広い出題範囲をカバーするのは独学では難しくなります。
試験のノウハウを貯め、傾向と対策からしっかり準備しておく必要があるため、専門学校に入学したからと言って安心していてはいけません。
毎年5人に1人が資格を逃しているということを留意しておきましょう。

まとめ

動物看護士統一認定機構の働きかけが認められ、もし動物看護士の資格が国家資格として認められたならば、資格がない動物看護士は同じ業務内容で働き続けることは難しくなります。
しかし資格を持っていれば今以上に復職や転職が容易になり、安定した職業の一つとしてさらに人気は高まっていくでしょう。

今でこそ通信講座などでも動物看護士に関する資格は取得できますが、それは動物看護士統一認定機構の認可のものではないため、今後どの程度の保証をしてくれるかは分かりません。
とりあえず何か資格を持っていれば安心、という感覚ならば問題ないのですが、動物看護士として動物病院等で働くことを本気で目指すのであれば、専門学校へ進学して動物看護士統一認定機構の資格取得を目指しましょう。

幸い、対策さえしていれば試験自体の難易度はそれほど高くなく、合格率は高水準です。
また1年受験し直しなどにならないよう、準備は怠らないようにしましょう。