お仕事の裏側や業界話などご紹介!
コラム お仕事の裏側や業界話などご紹介!
フローリスト関連の資格3選!取得方法・難易度も

フローリストの仕事は、経験やセンスが重視される一方で、基礎知識や技術を客観的に示せる資格が評価につながる場面もあります。資格を取得することで、将来の選択肢を広げるきっかけにもなるでしょう。
今回の記事では、フローリストに関連する資格に興味がある方に向けて、必要性をはじめ、主な種類やその詳細、取得方法・難易度などを解説します。フローリストの仕事や関連資格に興味がある方はぜひチェックしてください。
フローリストとして働くのに資格は必要?
フローリストとは、花や植物を用いて空間やシーンを演出する専門職のことを指します。フラワーショップをはじめ、ブライダル装花、イベント装飾など、活躍の場は多岐にわたります。
フローリストとして働くのに、法律上必須となる国家資格はなく、未経験から現場で経験を積み、技術や知識を身につけていくことも可能です。一方で、専門性が問われる場面も多く、基礎知識や技術力を客観的に示す手段として、関連資格を取得するケースも少なくありません。
関連資格を取得するメリット
メリットの一つは、花材の知識やデザイン理論、制作技術などを体系的に学べる点です。資格取得に向けた勉強を通じて実務経験だけでは補いにくい基礎部分を整理でき、技術の土台を固めることにつながります。
また、資格はスキルや知識を客観的に証明できるため、就職活動や転職時のアピール材料にもなります。未経験者の場合には、学習意欲の証明になり、経験者の場合には専門性や信頼性を高める要素となるでしょう。
フローリスト関連の資格3選

フローリスト関連の主な資格としては「フラワー装飾技能士」「JIFD認定フローラルデザイナー」「FDA認定フラワーカラーアドバイザー」などが挙げられます。
フラワー装飾技能士
花卉業界において唯一、国が認めている国家資格です。1983年に開始された技能検定制度の一つで、都道府県職業能力開発協会が実施する学科試験・実技試験に合格することで認定されます。生花を中心とした花束やアレンジメント、ブライダルブーケ、式典や葬儀会場の装飾など、フローリストとして必要な実務能力を証明する資格として位置付けられています。
等級は3級・2級・1級の3段階に分かれており、3級は基礎的な技能レベル、2級以上は一定の実務経験を前提とした実践的な内容となっています。1級は厚生労働大臣認定、2級・3級は都道府県知事認定で、いずれも名称独占資格です。
試験は年1回実施され、実技試験では花束やアレンジメント、ブーケなどの制作課題が出題されます。学科試験では、花材知識や安全衛生などが問われるため、実務経験に加えて計画的な試験対策が必要です。難易度は等級が上がるにつれて高くなりますが、取得できればフローリストとしての技術力を示すことができます。
JIFDフローラルデザイナー
「フローラルデザイナー」という名称に見合う技術力と表現力を備えていることを証明する民間資格です。試験は、アメリカのAIFD試験やドイツのフローリスト(マイスター)試験を参考にしつつ、日本の花文化や市場環境に即した内容で構成されています。従来のスタイルに偏った評価ではなく、「いつ・どこで・何のために花をデザインするのか」という実践的な視点を重視している点が大きな特徴です。
認定試験は実技のみで、経験年数や出身スクール、修得単位は問われません。特定のデザインスタイルに縛られることもなく、独学で学んだ方でも挑戦できるなど、純粋にフローリストとしての実力を評価する試験制度になっています。審査は、花店経営や各種試験・コンテストの審査経験を持つ審査員が担当し、「商品として成立するか」という基準で判断されます。
審査では、花材選択の適切さ、デザイン構成力や完成度、構成理論の理解度、さらに限られた時間内で仕上げるスピードまで総合的に評価されます。実務に直結するデザイン力を証明したい方に適した資格といえるでしょう。
FDAフラワーカラーアドバイザー
花の色彩に関する専門知識を身につけ、様々なシーンで適切な色合わせのアドバイスができることを証明する民間資格です。フラワーアレンジメントやガーデニングはもちろん、ブライダル、店舗ディスプレイ、レッスン指導など、花に関わる幅広い分野で活かせる点が特徴といえます。
認定は「フラワーカラー検定」に合格することで得られ、試験は在宅で受験できる仕組みが整っています。試験会場に足を運ぶ必要がないため、仕事や家庭の都合で時間が限られている方でも挑戦しやすい資格です。出題内容は、色彩理論を問う理論試験と、配色センスを確認する配色試験で構成されており、実践に直結する知識と判断力が求められます。
受験資格に制限はなく、検定合格後は協会に登録することでライセンス保持者として活動でき、各種サポート、会員特典も受けられます。
フローリスト関連の資格をチェック

フローリストとして働くのに資格は必須ではありませんが、専門性や技術力を客観的に示す手段として、関連資格の取得は大きな意味があります。資格取得のための勉強を通じて基礎理論から実践力までを体系的に学ぶことで、就職やキャリアアップの幅も広がるでしょう。
なお、本校ちば愛犬動物フラワー学園の「フラワーデザインコース(2年制)」では、今回紹介した「フラワー装飾技能士」「JIFDフローラルデザイナー」「FDAフラワーカラーアドバイザー」などの資格取得も手厚くサポートしています。
アレンジメントやブライダル装花、ガーデン実習などを通じて、花の生産から販売・接客までを総合的に学ぶことができ、フローリストを目指せる環境が整っています。
興味を持ったなら
に参加してみよう!