お仕事の裏側や業界話などご紹介!
ブログ お仕事の裏側や業界話などご紹介!

ホースプロコース 馬体検査
こんにちは、ホースプロコースの原田です。
今日の実習では馬体検査を行いました。
座学で学んだばかりの馬の呼吸数・体温・脈拍数を実際に測定してみましょう!
まずは体温です。
馬の平熱は、年齢などにより個体差がありますが37.5~38.5℃くらいです。
水銀体温計を使って測定します。
今どきの人間用は電子体温計が主流なので、見たことがない方もいるかもしれませんね…。
体温計をよく振って目盛を下げてから、濡らして馬の直腸の中に入れます。
ボロ(糞)をしても体温計が壊れないようにクリップで尻尾に固定しましょう。
水銀体温計は実測式なので、計測に5分くらい時間が必要です。
慣れてきたら、計測の待ち時間に呼吸数や脈拍数を測れるようになりましょう。
目盛りが見えずらいのが、水銀計の難点です…!
使い終わった体温計はキレイに消毒してしまいます。
割れないように丁寧に取り扱いましょう☺
次は馬の呼吸数です。
安静時の馬の呼吸数は8~16回/分くらいです。
呼吸は横腹が膨らんでしぼんだ回数を数えます。
呼吸はとてもゆっくりなので、見て数えるのは難しいですが、
馬の後ろから観察すると数えやすいです。
基本は1分間での回数を測定するのですが、30秒で計測した回数を2倍してもOKです。
最後は脈拍数です。これが一番難しいですね。
安静時の脈拍数は30~50回/分です。
脈を検知するには、下顎の縁を通る動脈に指先を当てて脈を数えます。
馬の個体差によって、脈を感じやすい馬とそうでない馬がいます。
さらに馬が顔を動かすと分からなくなったりするので、全集中で計測しましょう。
脈拍も基本は1分間での回数を測定するのですが、30秒で計測した回数を2倍してOKです。
さあ、皆さん上手く測定できましたか?
病気になってから治療するより、病気を予防する方が良策です。
そのためには、適切な厩舎管理と正常な状態との差を見抜く鋭い観察眼が必要になります。
明日から担当馬を毎日測定して、健康管理表に記入していきましょう。
担当馬の正常な状態を知り、僅かな異常にも気が付けるようになりましょうね~♪
そんな馬ファーストな精神で学んでいるホースプロコースを体験したい方は、
次回12/12(土)ホースプロ体験会がオススメです。
乗馬の経験がある方も、馬に興味があるけど触った事がない方でも、どなたでも歓迎です!
個人のレベルに合わせて、乗馬内容をご用意いたします。
ぜひぜひお気軽にご参加ください、ご予約お待ちしています。
ご予約はこちらから。↓
オープンキャンパスの予約はこちらをタップ!
動物 と 植物の専門学校
専門学校ちば愛犬動物フラワー学園
興味を持ったなら
に参加してみよう!