訓練士の仕事

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とにかく「体力」をつけることが必要

犬の訓練士は、警察犬、麻薬探知犬、盲導犬、災害救助犬などの使役犬と、一般の家庭犬の訓練士に大別できます。どちらも資格は問われませんが、使役犬を使って仕事をする以上、公認訓練士としての資格はあったほうが良いでしょう。


今から紹介する使役犬訓練士のうち、警察犬訓練士とともに公務員である麻薬探知犬訓練士以外は、統一した国家認定資格はなく、犬とトレーナーの育成やそれぞれの活動は、民間ボランティアに支えられているのが現状です。


人命救助や障害者の生活の補助をする犬の訓練士であるだけに、社会的認知を高める努力をし、公的な支援体制を早急に整えるべきでしょう。

訓練士の仕事 これが必要!

訓練士の仕事は、犬と一緒にかけ回ったり、災害現場などを想定した訓練をしたりハードワークがつきもの。とにかく「体力」をつけることが必要です。元気な犬たちに負けないように、スポーツやアルバイトなど、日頃から元気な体づくりを心がけておきましょう。


訓練士 - 警察犬・麻薬探知犬

警察犬には警視庁や各都道府県警が管理育成している直轄犬と、民間に委託されている嘱託警察犬があり、それぞれに訓練士がいます。警察から出動要請があれば、昼夜を問わず事件の現場へ出向く犬と訓練士。いつおこるかわからない事件に備え、地道に日々の訓練が行われています。


麻薬探知犬訓練士(ハンドラー)は、財務省管轄の東京税関の職員、つまり国家公務員です。ハンドラーは麻薬探知犬とペアを組んで、空港や港、国際郵便局において麻薬類を摘発し密輸入を防ぎます。訓練と育成は麻薬探知犬訓練センターで4ヶ月行い、アグレッシブドッグ(場外犬)とパッシブドッグ(場内犬)の2種類に分けて訓練します。前者は麻薬の匂いを感じると貨物に攻撃を与えてハンドラーに知らせ、旅客貨物や商業貨物に隠されている麻薬を発見します。後者は麻薬の匂いを感じるとその場にしゃがみこみ、旅客の手荷物や身辺に隠された麻薬を発見します。ゴールデンレトリーバーやラブラドールレトリーバーが職務についています。

●働くところ

警察犬訓練センター、警察犬訓練所、麻薬探知犬訓練センター、空港・港

●目指す資格

公務員試験、公認訓練士、トリマーライセンス

訓練士(警察犬・麻薬探知犬)になるには?

警視庁の直轄訓練士になるには、まず警察官にならなければなりません。しかし、配属先は個人の希望通りにはならないので、必ずしも警察犬の訓練士になれるとは限りません。確実に訓練士になる方法としては、嘱託警察犬の訓練士になる道があります。嘱託犬の訓練所では入所して1年くらいは朝から晩まで住まいや犬舎の掃除、犬の排泄物の片付け、雑用などで追われます。その後は、先輩に教わりながら徐々に犬を訓練していきます。


麻薬探知犬ハンドラーになるためには、国家公務員採用試験の?V種に合格し、その後各税関人事課において行う採用面接試験に合格しなければなりません。研修の後、希望が叶えば麻薬探知犬センターに配属され、ハンドラーとしての訓練を受けます。


警察犬訓練士も麻薬探知犬訓練士も、犬とともに走りながらの訓練ですから体力勝負です。自分自身と犬の健康管理に気を配らなくてはなりません。

訓練士 - 盲導犬

盲導犬とは、視覚障害者の方の目の代わりとなり、歩行を助ける役をする犬のことです。盲導犬の訓練士は、ユーザー(盲導犬を必要とする視覚障害者)を行きたいところに自由に導く犬を育てます。何より犬とユーザーの相性を見極めることが一番の仕事。犬への愛情だけでなく、ユーザーへの思いやりが必要です。また、パピーウォーカー(盲導犬を生後12ヶ月になるまで預かり、トイレなどのしつけをする家族のこと)を指導するのも、訓練士の仕事です。

●働くところ

盲導犬訓練センター、盲導犬育成団体

●目指す資格

盲導犬歩行指導員、盲導犬訓練士、家庭犬しつけインストラクター、愛玩動物飼養管理士

訓練士(盲導犬)になるには?

盲導犬の訓練士は、全国8ヶ所にある盲導犬協会で育成しています。まずはこの協会に研修生として入ることから始まります。


また、2004年度より、日本盲導犬協会が主催する盲導犬訓練士学校が開校しました。必要な知識を体系的に習得したいのであれば、まずは、こちらに入校して学ぶのも良いでしょう。はじめの3年間は、先輩の仕事を見たり手伝ったりしながら犬の体の構造や健康管理など犬に関する知識と、訓練の仕方についての技術を学びます。食事、排泄物の処理、ブラッシングなどもします。


各協会の認定委員会によって、一定の技術水準に達したことが認められると『盲導犬訓練士』の肩書きが与えられ、犬の訓練全体を任されます。一人前になるには、さらに2年間視覚障害者に盲導犬の扱い方を教えなければなりません。その後認定委員会が訓練技術、専門知識、経験などが水準に達したと認められれば『盲導犬歩行指導員』の肩書きがもらえます。

●TOPICS 盲導犬の訓練士は「福祉の仕事」

盲導犬の訓練士は、当然ながら犬の訓練をする事が主な仕事です。

しかし、盲導犬を必要とする方(視覚障害のある方)とのコミュニケーションも重要な仕事なのです。盲導犬との歩き方や、一緒に暮らすうえでの注意点など、分かりやすく説明し、相談に乗ってあげなければなりません。「人の役に立ちたい」という気持ちのある方にとっては、きっとやりがいのある仕事だと言えるでしょう。

訓練士 - 聴導犬

聴導犬は聴覚が不自由な人の代わりになって、生活のサポートをし、時には命を守ります。1976年に初めて誕生したアメリカでは現在、聴覚犬3500頭が活躍していますが、日本ではまだまだ数が少ないです。聴導犬訓練所で代表的なのは埼玉のオールドッグセンターです。


ここではアメリカのマニュアルにそって訓練を行い、また日本聴導犬協会はイギリスの訓練方法に従うなど、各団体で訓練方法は微妙にことなりますが、聴導犬訓練のポイントは、危険を回避すること、音源へ誘導する正しい判断を養うことにあります。聴導犬は住宅事情や扱いやすさから小型犬や雑種犬が適していて、生後10ヶ月から3才程度の犬を約1年かけて訓練します。

●働くところ

聴導犬訓練所、聴導犬育成団体、聴導犬普及団体

●目指す資格

家庭犬しつけインストラクター、公認訓練士、トリマーライセンス

訓練士(聴導犬)になるには?

聴導犬は最近注目をあびており、民間の団体も増えてきています。愛知県の大西夫妻は、アメリカで聴導犬訓練士の資格認定を受け、帰国して日本ヒアリングドッグ協会を立ち上げました。ここでは見習いとして一定期間勤めて、その後正式に会の訓練士として認定していますが、定期的に見習い訓練士を募集しているわけではないようです。犬の訓練士の資格以外に聴覚障害者とコミュニケーションをするために手話を勉強しておくと良いでしょう。同時に、聴導犬に対する社会的理解を広める活動を行うことも重要です。

訓練士 - 介助犬

介助犬とは、手足に障害があって車椅子の生活を送る人の日常生活を手助けする犬です。体の不自由な方に寄り添って生活を介助します。例えば物を持ってきたり、車椅子を押したり、ドアを開けたりと、介助される方の手となり足となって仕事をします。欧米では5,000頭以上が活躍していますが、日本では 1990年導入後、まだ10頭にも満たない程です。警察犬や災害救助犬等を訓練している法人資格を持った人が、介助犬訓練士を兼ねるのが現状です。介助犬訓練士は、マスターと呼ばれる、介助を必要とするユーザーの信頼を得るよう、コミュニケーションを図りながら介助に必要な動作を犬に身につけさせて行きます。


生後4ヶ月頃から訓練を開始しますが、マスターの障害の度合いによって訓練内容は異なります。

●働くところ

介助犬訓練所、介助犬育成団体、介助犬普及団体

●目指す資格

家庭犬しつけインストラクター、公認訓練士、トリマーライセンス

訓練士(介助犬)になるには?

資格を問わず訓練士になれるという育成団体もありますが、家庭犬や警察犬の公認訓練士の資格を取得してからなる人もいます。京都の介助犬を育てる会では、介助犬訓練士養成を将来の視野に入れつつ、現在コーディネーターの養成を手がけています。また、介助犬を全国に広めようと、講演会でのデモンストレーション、募金活動等を行い、介助犬の育成費用の寄付も呼びかけています。犬を介して何か社会の役にたちたいと考えている人は、参加してみてはいかがでしょうか?

訓練士 - 家庭犬

最近注目されているのが家庭犬の訓練士です。ペットブームといわれる社会背景もあり、しつけのできるプロの訓練士がクローズアップされています。ペットとして飼われている犬に家族の一員としてかわいがってもらうためのマナーを、愛情と厳しさをもってしつけます。訓練所で預かった犬の訓練のほか、依頼された家に通って犬を訓練する事もあります。ムダ吠えやトイレのしつけ、噛みグセ、気性が荒いなどの問題が家庭犬には多く見られます。しかし一般家庭では、市販されている「しつけ本」などで見よう見まねのしつけを行うだけで、正しいしつけができているとは言えないのが現状です。


そこで「しつけのプロ」としての家庭犬訓練士が、正しいしつけを行い、さまざまな犬の問題を解決します。「問題行動のある犬をしつけて、問題行動そのものをなくす」「問題行動が出ないように子犬のうちからマナーをしつける」この2つが大きな役割になります。

●働くところ

家庭犬訓練所

●目指す資格

公認訓練士、家庭犬しつけインストラクター、愛玩動物飼養管理士、トリマーライセンス

訓練士(家庭犬)になるには?

訓練士になるオーソドックスな方法は、訓練所に入ることです。通常、訓練士は訓練所に住み込みます。動物を中心とした生活をするため、時間の不規則等は避けられませんので、しっかりとした意思と覚悟がなければきついかもしれません。


しかし、厳しい修行ばかりではなく、良い面もあります、何より犬と一緒にいる時間が長いことから、犬の健康状態、習性などを自分の目で確かめ、納得できるメリットがあります。訓練所の責任者によって一定の訓練経験を積んだと判断されると、公認訓練士の資格をとるようにすすめられるケースが多いです。ただし、資格を取れるまでの時間は、個人差があります。合格率は高いのですが、受験資格を手にする為には、十分な経験を積まなければいけません。訓練士の仕事も決して楽なものではありませんので、動物を取り扱う仕事はどのようなものがあるのかを含めて、良く勉強してから進路を決定される事をおすすめします。

家庭犬しつけインストラクター

家庭で飼う犬のための基本的なしつけ方法を指導する仕事です。

「犬をしつける」のではなく犬と飼い主に一緒に参加してもらい、「しつけの方法を飼い主に教える」のがしつけインストラクターです。


代表的なのは、社団法人日本動物病院福祉協会(JAHA)が認定するライセンスを取得したインストラクターです。

実際には、食事・おやつの与え方にはじまり、遊び方、散歩のマナーなど、犬との日常生活においての一つ一つの行動に正しい方法があるという事を飼い主の方に教えていきます。

●働くところ

ペットショップ、動物病院、家庭犬訓練所

●目指す資格

家庭犬しつけインストラクター、公認訓練士、愛玩動物飼養管理士、トリマーライセンス

家庭犬しつけインストラクターになるには?

JAHAの開講する『家庭犬しつけインストラクター』養成講座を修了する事が必要です。


外国からの講師を招いて、犬の特性を理解してしつけをしたり、お客様とのコミュニケーションのとり方や「しつけ教室」のレッスンプラン作成までレベルにそった講座が開かれています。認定されれば『家庭犬しつけインストラクター』として教室を開く事も可能です。また市町村や動物病院が開く、しつけ教室へ要請に応じて出向く場合もあります。


家庭犬しつけインストラクターの資格が活躍する場はまだまだたくさんあります。ペットショップや動物病院、トリミングサロンなどでも、体系的なしつけ方法をアドバイスしてあげる事ができるでしょう。

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