お仕事の裏側や業界話などご紹介!

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未来はどっちだ!今後のトリマーの需要を予想してみました

ペットと直接関わるトリマーという仕事。この仕事を生きがいにする、という人もいます。ただ、トリマーという職業の将来性はどうなっているのでしょうか。今後のトリマー市場についてみていきます。

 

どれほどやりがいのある仕事であっても、それを必要とする人があまりにも少なすぎると仕事として成り立ちません。そのため、仕事を選ぶときにはその仕事の「将来性」についてもしっかりと考える必要があります。

 

トリマー業界の将来性はどうなのでしょうか?

 

■ペットビジネスは増加の一途をたどる

トリマーとペットビジネスの関係は直接的に関わっています。そのため、ペットビジネスの現状を知ることは非常に重要です。

 

2008年にはペット関連市場は1.4兆円に届かない程度でした。しかしそれは毎年少しずつ伸びており、2014年の段階では1.4285兆円になると見込まれていました。(2014年10月20日の記事)

 

このため、微々たる増加ではあるもののペットビジネス業界は順調に成長していっていると言えます。動物が病気になったときには仕事を休んででも獣医に連れていくという人も多く、さまざまな人がペットを重要視するようになっています。

 

「ペットは家族の一員だ」とよく言われていますが、その「家族」を大切にする風潮はこのように経済的な面から見ても明らかです。

 

■トリミングだけでは力不足

ペットビジネスの拡大に伴いペット業界は多種性を帯びてきました。

人間も顔負けのエステサロンやネイルサービス、あるいは高級なホテルや洋服屋などがそろうようになりました。「人間も顔負けの」としましたが、ものによっては人間が同種類のサービスを受けるときよりも高額になることすらあります。

 

昔の言葉ではありませんが、まさに「お犬様」の時代だと言えるでしょう。

 

また、これらの事情を踏まえ住宅も様変わりしてきました。

かつてはマンションやアパートは「動物不可」が当たり前でしたが、現在では動物を飼えるようになっているマンションも非常に多いです。

 

このように、「増加していて」「多様化していっている」ペットビジネス業界においてはトリマーも「今までと同じトリマー」ではいられません。

 

トリマーとしての深い知識が求められるようになってきているのです。健康上の異常に気付けるように勉強を重ねる必要のある人もいるでしょう。また、美観を整えることに卓越した技術力を発揮する人もいるかもしれません。腕がよくなれば、お客様は「お店」ではなく「あなた自身」の顧客になってくれることもあります。

 

「あのドッグサロンの〇〇さんは腕がいい」「あそこの××さんは知識が豊富だ」としてお客様からの信頼を得るトリマーもいます。このようなトリマーは、しっかりと稼ぐことができます。

 

これから先も、ペット業界、トリマー業界はますます成長を続けることでしょう。

しかし、成長を続けるということはそれだけお客様の目も肥え選択肢も増えるということです。

トリマー業界の未来はとても明るいのですが、そのなかで「選ばれるトリマー」になるように知識を蓄えていくことは重要です。

 

■まとめ

ペット業界は、年々、少しずつではありますが拡大していっています。

エステサロンや高級ホテルなど人間顔負けのサービスがたくさん作られるようになっており、そのなかには「腕のよいトリマー」も含まれています。

腕がよいトリマーや知識が深いトリマーは、お客様にも深く信頼されます。これから拡大していくトリマー業界のなかで「選ばれる」トリマーになるためにしっかりと勉強していきましょう。

 

 

 
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