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猫のトリマーになるために取得しておいた方がいい資格って?

「トリマー」というと「犬のトリマー」が連想されがちですが、猫のトリミングももちろん行われます。そこでここでは、特に猫のトリミングに特化した資格について見ていきましょう。

 

猫のトリマーになるために資格が必要か?と問われれば、その答えは「NO」となります。犬のトリミングと同じように、猫をトリミングするときにも特別な資格はいりません。極端な話「私は猫のトリマーです」と名乗ればまったく実務をやったことのない人でも、猫のトリマーになれてしまうのです。

 

ただ実際にはこのように、

・実務経験がない

・無資格

・まったく知識がない状態

で猫のトリマーとして活躍している人はほとんどいません。多くの人が猫のトリミングやトレーナーとしての訓練や勉強を積み重ねたあとに取得する事のできる何かしらの資格を持っています。

自分が猫の飼い主だとしたら、まったく知識のない人に任せるのは不安ですからこれは当たり前のことだと言えるでしょう。

 

■I.C.CキャットグルーマーライセンスA・B・C級とは

猫のトリミングやトレーナーになるための資格は、実はたくさんあります。たとえば「キャットケアスペシャリスト」がそうです。「猫の管理」「猫の出産」などを学ぶための講座であり、ブリーダーとしての知識を学ぶことが講座の中心となります。

 

これも大変有用なのですが「猫のトリマー」のような仕事を志すのであれば、「I.C.CキャットグルーマーライセンスA・B・C級」もおすすめです。これは「トリミング技術」に焦点を当てた資格であり、「トリミング部屋のあるペットショップへの就職を考えている」という人に向いています。

 

このI.C.CキャットグルーマーライセンスA・B・C級は、4段階に分かれています。

 

C級は

・養成機関での養成が終わっている

・実務経験が2年以上

・かつ会員になってから1年以上経った人

がとることができます。

 

B級は

・C級をとったあとに実務経験を1年積む

・養成機関で課程を終わらせた者

しかとることができません。

 

A級は

・B級にあがる

・その後で実務経験を2年以上積むこと

が必要です。

 

教師になるためには

・A級を取得

・A級を取得した後に3年以上の実務経験を積むこと

が必要です。

 

このため、上位の資格取得までの道のりはかなり長いと言えます。

 

■資格取得後にはどんな道がある?

上記で触れたように、I.C.CキャットグルーマーライセンスA・B・C級をとった場合はトリミング部屋を持っているペットショップなどでの活躍が主になるでしょう。動物病院のなかにトリミング部屋がある場合もありますから、そういったところでも働くことができます。動物に関係する仕事に就きたい、と思った時にはこの資格は役に立ちます。

 

また猫に限らず、トリマーは全体的に年収が低い傾向にあります。そのため、収入アップを考えて独立することを考える人も多いはず。I.C.CキャットグルーマーライセンスA・B・C級をとっておけば、お客様からの信頼度もアップするため独立がしやすくなることでしょう。

 

I.C.CキャットグルーマーライセンスA・B・C級は民間資格ではありますが、かなり時間をかけて学ぶ必要のある資格です。その分取り組み甲斐もあります。徐々にステップアップしていけるのも良い点です。

 

 

■まとめ

「トリマー」というと、犬のトリマーを連想してしまいがちです。しかし、猫をトリミングする必要が出てくる場合もあります。

 

猫にまつわる資格としては、「キャットケアスペシャリスト」や「I.C.CキャットグルーマーライセンスA・B・C級」などがあります。「猫のトリマー」を目指すのであれば、I.C.CキャットグルーマーライセンスA・B・C級の方がおすすめです。取得までには時間がかかりますが、学び甲斐があります。

 

 
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